COPChristopher AndersonInterview: Kiyotaka HamamuraEdit: Sohei Oshiroソーシャルメディアが発達し、誰もが自由に写真を撮って発表できる時代に、写真家は何を撮るべきだろうか? ましてや国際的写真家集団「マグナム・フォト」に所属している写真家は、現代社会において何をどう撮るのだろう? その答えを知りたいのなら、彼に話を聞くべきだと思った。クリストファー・アンダーソン。「マグナム・フォト」の正会員で、これまでに様々なドキュメンタリー写真を発表してきたが、その一方でファッションや広告などコマーシャルな分野でも活躍しているという異色のフォトグラファーだ。さらにユニークなのは、彼が9.11テロの後、レンズを向けた先は、アルカイダでもグラウンド・ゼロでもなく、ニューヨーク州の警察官たちだった(そしてそのプロジェクトは、『COP』という一冊の作品集として発表された)。彼はいう。写真は「自分の経験に忠実に、何かを伝えるだけ」のものだと。もしかしたら僕は“写真家”や“マグナム”という記号を前に、ある種の盲目状態になっていたのかもしれない。クリストファー・アンダーソンは、誰よりも私的に、誰よりも正直にシャッターを切り、写真と向き合っているのだ。もっと彼やその作品について知りたくて、いくつかの質問をぶつけてみた。
BANDAGE THE KNIFE NOT THE WOUNDby Adam Broomberg & Oliver ChanarinPhotography: Toru OshimaEdit: Sohei OshiroInstagramなどのSNSの興隆により、誰もが簡単に写真を撮れ、自由に発表出来る時代になった。社会は多様化を極め、「フォトグラファー」を名乗っただけのエセ写真家が活躍できる時代になった。そんな一般人やエセ写真家による表層的なイメージが横溢する時代において、真の写真家に出来ることや担う役割はなんなのだろうか。そして、どのような写真を撮るべきだろうか。その答えを探るためには、彼らに話を聞かなければいけないと思った。アダム・ブルームバーグ&オリバー・チャナリン。ロンドンを拠点に活躍するアーティスト・デュオで、2003年に発行した『Ghetto』を皮切りに、これまでに16冊の作品集を発表し、世界中のギャラリーやミュージアムで数多の個展を開催している。隔離された人々のドキュメンタリー『Ghetto』、監視用のカメラを利用したポートレイト『Spirit is A Bone』、ブレヒトのアプロプリエーションによる『War Primer 2』……彼らが手がけるプロジェクトは、どれもが明確で鋭いコンセプトを持ち、現代における写真の可能性を拡張し続けている。今回は彼らの最新プロジェクトである「Bandage the knife not the wound」の作品の一部を掲載するとともに、そのプロジェクトや彼らの写真論について話を伺った。
monitoringComme des Garçons Homme PlusFall Winter 2019Photography & Model: Daisuke YokotaEdit: Sohei Oshiro
Friday BlackNana Kwame Adjei-BrenyahTranslation: Hikaru Fujii舞台は“ブラック・フライデー”と呼ばれるセールの日のショッピングモール。真夜中になるとそこに一斉に流れ込んでくるゾンビたちと、彼ら相手に売り上げを立てようと獅子奮迅するアルバイトの主人公を描いた、ナナ・クワミ・アジェイ=ブレニヤーによる衝撃のデビュー短編小説。